今年(2024年)の8月18日に私の人生の師といえる方が88歳でお亡くなりになりました。
数年前から体調を崩していることをニュースで知っており、ある程度は覚悟していましたが、やはりいざ現実に起こってしまうと心にぽっかりと穴があいたような状態です。
その方は日本からはちょうど地球の裏側の国、フランスで1935年に生まれました。
少年時代から苦労を重ねながらも、恵まれた容姿に加えて天性の才能と人一倍の努力によって25歳の時点で世界に名をとどろかせる大スターとなりました。

幼い頃に見た、理想の大人
小学校4年生の時にテレビのコマーシャルを偶然観て初めて彼の存在を知った私は、その後、映画雑誌に書かれている記事やインタビューでの発言に注目し続け、いつのまにか自分の中での大人の理想像になっていきました。
60年代、70年代の人気絶頂期の後、80年代から90年代にかけては、彼の活動は映画界から徐々にビジネス界に重きを置くようになっていきます。
90年代初頭に来日して出演したあるテレビ番組でのインタビューで彼はこう語っていました。
情熱さえあれば、映画とビジネスは両立できる
「私はいろいろな活動をしています。違った性質のものでも構いません。情熱とやる気があればいいのです。
ビジネスの面白さは成功するための挑戦であるということです。
仕事や金銭上の成功は後のことです。自分の知らない世界で成功するというチャレンジなのです。専門外では素人は失敗する、と思われるからこそ真の挑戦なのです。
だからこそ成功したいと思うのです。
人生の終わりに近づくほど長生きしたくなるのです。
そして注意するようになります。人生は素晴らしいからです。今日本にいるのも、明日どこか他へ行くのも素敵なことです。
人生は何よりも素晴らしく美しいものです」

この時点で彼はまもなく60歳を迎えようとしていたにもかかわらず、この情熱的な言葉の数々は若い時から全く変わらず、首尾一貫しています。
人生はチャレンジだということ
私自身、仕事上でうまくいかなくなって落ち込むことはこれまでにも多々ありましたが、「彼であればこのような苦境にどう向き合うか、そしてどう克服するだろうか?」と考えながら一歩一歩進んでまいりました。
この度のホームページの開設も、まさに私自身にとって新しい挑戦であり、人生が終わりに近づくにつれて、少しでも長生きしていくための生きる道標になればと考えております。
なお、2005年から彼のことを探求するブログを開設し、このブログを通じて国内外のたくさんの方々との交流の輪が広がり、2007年にはその方々のご縁のおかげで、とうとう彼ご本人にもパリでお目にかかることもできました。想像通りの素晴らしいお人柄に接して感銘を受けたのがまるで昨日のことのようです。
つたない文章の数々でお恥ずかしい限りですが、お暇なときにご覧いただければ幸いです。
